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あなたの“好き”は何ですか?

  • 2019年3月1日
 

「働くなら、一生飽きない仕事がいい!」飽きっぽい性格の私は、そんなふわりとした気持ちで様々な業種を受験していました。
その中でNHKを受験したのは、“人が好き、おしゃべりが好き、新しい世界を知ることが好き”という自分の中に常にある思いがかなえられると考えたからです。
試験会場に行くと、華やかな雰囲気の学生ばかり。それにひきかえ、私は体育会フィールドホッケー部で真っ黒に日焼けして、メイクも不慣れでしたから、場違いで肩身の狭い思いをしました。

就活中も週6であった部活。合宿中は消灯時間ぎりぎりまでESを必死に書きました。

一方で、自分と違うタイプの彼女たち……ミスコンに出ていたり、学生キャスターをしていたり……と、待合室でお喋りするのが新鮮で楽しかったことを覚えています。面接も、放送局で働いている人ってどんな人なんだろう?どんなことを質問してくるんだろうって、不安よりもワクワク感でいっぱいでした。いま思えば、自分は何を質問されてもホッケーの事しか答えられないと割り切って(半ばあきらめて)いたので、さばさばしていたのかもしれません(笑)。面接官もホッケーの事をいろんな角度から聞いてくれたので「面接って楽しい!」と思うことができました。その過程で、『一流のアスリートに会って話を聞いてみたい』という“NHKに入ってやりたいこと”を見つけることができました。その夢は入局3年目、現地キャスターとして派遣されたリオ五輪で叶いました(代表選手へのインタビューです)。昨年度はニュース番組のリポーターとして全国各地を駆け回り、ノーベル賞受賞者から上野動物園の赤ちゃんパンダまで、あらゆるジャンルのスペシャリストや人気者に会えました。
出会ったことのない人に会い、取材 (おしゃべり)して、新しい世界を知ることができる。
就活時に思い描いたことは、働きながらかなっているんだなぁと今改めて感じます。
“自分はこれが好き”と思えることをみつけて、その思いを大切にしてください!
きっと素敵な仕事に巡り会えますよ!

新人研修の最後、NHKの広報番組にみんなで出演した時のショット。

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