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シューカツは迷って当たり前!

  • 2019年3月1日
 

大阪の中学校に通っていたころに阪神・淡路大震災が起き、そのときの報道を見て、アナウンサーの仕事に憧れました。取材して自分の言葉で伝える仕事がしたくて、卒業文集にも将来の夢として書いていました。ただ、人前で話すことにちょっぴり苦手意識があったので、大学ではアナウンス研究会に入り、授業の空いた時間に「あ・い・う・え・お」と、練習もしていました。
ここまでは目標に向けて一直線。
ところが、大学でジャーナリズムの授業をとったり、新聞社のインターンシップに参加したりしているうち、記者職にも興味がわき始めました。ここから迷いに迷って……。アルバイトをかけもちして世界中を1人旅しながら、ずーっと、悩んでいました。

アメリカ横断一人旅で。ニューヨークからアムトラックの列車を乗り継ぎ、サンフランシスコへ。

記者職へと気持ちが傾いていた就活直前に聞いた話が転機になりました。
「君はNHKのアナウンサーも考えたほうがいいかもしれない、NHKではアナウンサーも相当取材しているよ」と。
この言葉で、一気にNHKへの興味が高まりました。
NHKでは、そんな迷いも含めて、率直に聞いてみました。
もともと黙々と本を読むのが好きなタイプ、関西弁も全開で、果たして画面に出る仕事でやっていけるのか・・・。正直、不安もありました。決め手は、自分なりに、最も社会に貢献できると思ったから。
今となっては、あれだけ迷った経験も懐かしい思い出になりました。
人生の岐路に立ったら、迷って当たり前。
ありのままの自分をぶつければ、進むべき道が開けると思いますよ!

新人研修のとき。同期は仕事やプライベートの相談ができる大切な仲間です。

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