9月30日(水)放送   「ちょっと変わったいわし料理」

今回のメイン食材は、いわしです。

いわし

県内では、みなべ町や串本町で水揚げされます。

漁は春から秋までで行われます。
いわしは何種類もあるのですが、今回はこの時期に成長して大きくなったカタクチイワシを使いました。

刺身、天ぷら、塩焼き、煮つけなどいろいろな食べ方がありますが、今回は、なんとポテトサラダとかぼちゃの煮物を詰めたいわし料理のご紹介です。

達人のおすすめレシピ

「いわしの包み焼き」
いわしの包み焼き

作り方

  1. いわしを手開きにします。
    いわしのように身が軟らかく、小骨の多い魚は、頭と内臓を取って、包丁を使わずに、親指を中骨に沿わせるようにして身を開き、中骨を外します。
  2. ペーパータオルで水けを切ります。
  3. 開いたいわしの中にポテトサラダとかぼちゃの煮物を包みます。

    中身が見えるくらいに包む

    ポテトサラダはそのまま、かぼちゃの煮物はスプーンの裏などでつぶして、ペースト状にします。
    包む量はいわしの大きさにもよりますが、包んだときに中身が見えるくらいがいいでしょう。
  4. 塩、こしょう、小麦粉を上からふります。粗びきこしょうを使いますが、無ければ普通のこしょうで大丈夫です。
  5. フライパンにオリーブオイルを引いて、中火で焼きます。
    身が崩れないように、片面に焦げ目がつくまで裏返さないようにしましょう。
  6. 片面が焼けたら裏返し、もう片面を焼きます。
    いわしが大きく、火が通りにくい場合は、ふたをして蒸し焼きにしてください。
  7. ローズマリーやバジルなどのハーブを入れます。
  8. 両面がこんがり焼けて、いわしにしっかり火が通ったら出来上がりです。
    レモンをしぼって召し上がってください。

ポイント

・かぼちゃの煮物が固まっていて、つぶしにくい場合は、牛乳を少し加えるとなめらかになりますよ。

・ハーブは香りづけですので、オプションとしてどうぞ。

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一言メモ

<キャスターからの一言>

ポテトサラダのマヨネーズの酸味がいわしとマッチした一品です。
また、かぼちゃの煮物は、味がしっかり付いているので、いわしの淡泊な味とよく合います。

いわしには、生活習慣病の予防に効くDHAがたくさん含まれていて、カロテンやビタミンC、ビタミンEなどとも相性がいいそうです。

残り物のアレンジができて、栄養もしっかりとることができる「いわしの包み焼き」。皆さんもぜひお試しください。

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