<新茶を味わう>
ことしもやってきました!お茶のおいしい季節です。
県内各地では、4月下旬から5月上旬にかけて新茶の摘み取りが行われました。
これから6月にかけては、二番茶の摘み取りが行われます。
お茶が健康によいというのは、よく耳にしますよね。
その通り、カリウムやビタミンなど、栄養成分がたくさん含まれています。
中でも一番多いのが、カロテン。胃の働きをよくしたり、免疫力を強くする効果もあると言われています。
しかし、カロテンは葉っぱに残ってしまって、お茶として飲むときには摂取できていないようです。それではせっかくのお茶の栄養がもったいない。
そこで今回は、新茶を飲むだけではなく食べて楽しめるレシピを紹介します。
「新茶の香る蒸しケーキ」
新茶の味を存分に楽しむために、お茶は濃く出すのがポイント。
さらに茶葉、牛乳や砂糖とともに蒸すことで、新茶のうまみ成分がいきてきますよ。
「新茶のふりかけ」
使い終わったお茶の葉を使ってできる一品。
調理時間はおよそ5分です。
茶葉は、今回大さじ4杯使いましたが、お好みの量で調整してみてください。
<キャスターからの一言>
蒸しケーキは、少しのお茶の葉で自然な緑色に染まります。青々とした新茶がほのかに香り、苦みはまったく感じません。ふりかけは、お茶の成分としらすのカルシウムもとれて、栄養たっぷり!
今回はしらすを使いましたが、梅や昆布を入れてもおいしいですよ。何より一度使った茶葉を利用できますから、ちょっと得した気分にもなれます。
ぜひ、皆さんも試してみてください。