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2002年/アメリカ映画/1時間30分/カラー
2003 |
サンダンス映画祭コンペティション部門出品 |
2003 |
ロサンゼルス・ゲイ&レズビアン映画祭 2003 審査員大賞
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スタッフ
脚本/監督:マイケル・バーク
エグゼクティブ・プロデューサー:スタンリー・トゥッチ
プロデューサー:エリザベス・アレクサンダー/アリソン・ベンソン/ランディ・オストロウ
キャスト
ダンカン:エミール・ハーシュ
エドガー:リチャード・ジェンキンス
ペリー:トーマス・グイリー |
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【監督プロフィール】
ヴァーモント州で育ち、カリブ海地域で青春時代を過ごす。ニューヨーク大学芸術学部ティッシュ芸術学校芸術学第一級修士。短編「Fishbelly White」は、1999年サンダンス映画祭審査員特別賞の他、世界の多くの映画祭で高く評価される。
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【あらすじ】
農場の息子としての境遇に馴染めない少年ダンカン。母親の死を未だに受け入れられないでいる彼は、年の離れた父親エドガーの前で、死んだ母親の真似をして見せる。だが父親は、息子の奇妙な振舞いの真意が理解できない。彼は息子を自分の管理下に置き、甘やかされて育ったダンカンがなんとか家族経営の農場を継げるようにとやっきになる。ダンカンは母親が可愛がっていた鶏と一緒に町を自転車で走りまわり、鶏少年と呼ばれ、嘲笑される。そんな彼に、年長の少年ペリーらの集団が近づく。ダンカンは彼らのマスコット的存在になる。ダンカンのペリーとの関係は次第に秘密めいた危険なものになっていく。納屋での同性愛遊戯と、引き続いての火事。火事の原因をめぐって、ダンカンは一度はペリーを庇うが、勇気を出して真実を告白する。彼の大人への通過儀礼は、鶏の首を噛みちぎることで完結する。「マッジ少年」は、母親を失った父親と息子が最後には相互理解に達するという物語である。悲しくもおかしい青春のポートレート。アメリカの田舎での少年の成長を、ユーモアと痛みを交えて描いている。
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