お散歩で見かける道端の草花。足元に落ちているドングリや落ち葉。公園の隅っこにある小石や小枝。身の回りをじっくりと見直せば、たくさんの命や自然の営みに出会えます。そのすべてが楽しいあそびのタネになります。
今回は「砂」のあそびを紹介します。
(撮影協力 妙福寺保育園)

自然遊び監修:
高橋京子

はじめに

子どもたちが大好きな砂あそび。自在に変化する砂を肌で感じることで、たくさんの感覚を得ることができます。


ふるいにかけると砂がサラサラに

砂場の砂をふるいにかけると、サラサラの砂が出てきます。いつもとは違う、砂の感触に子どもたちの表情が変わります。

はだしになって、足でもサラサラの砂を感じてみましょう。


砂のすべり台

サラサラの砂の性質を使って、「砂のすべり台」であそんでみましょう。

ペットボトルに入れた砂を白い板に流してみると、砂のおもしろい動きがよく見えてきます。

とってもたのしそうですね。

さらに、板に水を流したあとに砂を流すと…

水が残ったところに砂がついて、おもしろい砂の模様ができます。


砂の特徴を使って絵を描く

次は、砂の特徴を使って絵を描いてみましょう。

画用紙にのりで絵を描いて、砂をかけると、砂の絵が浮かび上がります。

子どもたちの日常にある身近な自然に目をむけると、不思議なことがたくさんで、主体的に遊ぶ姿が生まれてきます。
みなさんも自然の中にあそびのタネをみつけてみてください。

※記事の内容や専門家の肩書などは放送当時のものです