ユーザー中心のデータ活用技術

将来は、どこに行き、何をしたか、見たか、といったデータがユーザー自身のもとに蓄積され、その後の生活のさまざまな場面で活用されるようになるでしょう。
放送サービスも、ユーザーのデータとつながることで、一人ひとりにより身近なサービスを届けられるようになります。
コンテンツとユーザーのデータから、人と人のつながりが深まり、さらなる思い出も作られるでしょう。

研究紹介

一人ひとりに届く公共メディアを目指して、
パーソナルデータの活用技術を研究しています

ユーザー中心のデータ活用を実現するためにパーソナルデータストアを使い、さまざまな環境に応じて、コンテンツの情報が適切な形で届きます。



研究者インタビュー

視聴者の皆さまにできる限り負担をかけず、
さまざまなパーソナルデータと
さまざまなサービスをつなぐ仕組みの
研究を行っています。

NHK放送技術研究所
ネットサービス基礎研究部 山上 悠喜、関根 大輔

ユーザー中心のパーソナルデータ管理・活用技術の紹介

現在の研究開発

①視聴データの取得・蓄積
放送やネット動画の視聴データをユーザー自身の管理下に蓄積する仕組み
個人利用のスマホとテレビを連携させた、放送視聴データの取得
Webの標準技術を用いた、ネット動画視聴データの取得

②パーソナルデータの構造化/外部提供IF
放送やネット動画の視聴データを多様なサービスで利用できるようにするためのリンクトデータ構造化やインタフェースの規定 

③コンテキスト推定技術
情報提示に適したタイミング・デバイスを選択するためのユーザーコンテキスト推定手法 

④パーソナルデータ活用実例(放送局/第三者)
視聴データとその他のパーソナルデータを活用したサービス事例の試作