1. NHK
  2. 首都圏ナビ
  3. もっとニュース
  4. 【高校野球】 西東京大会決勝どんな試合 日大三高が日大鶴ケ丘を破る 中盤まで接戦 結果は?

【高校野球】 西東京大会決勝どんな試合 日大三高が日大鶴ケ丘を破る 中盤まで接戦 結果は?

  • 2023年7月29日

夏の全国高校野球 西東京大会の決勝は日大三高(町田市)が日大鶴ケ丘(杉並区)を破り、2年連続19回目の夏の甲子園出場を決めました。中盤まで一進一退の接戦となった決勝の詳細をイニングごとにまとめました。

西東京大会 決勝

夏の全国高校野球 西東京大会の決勝は、準決勝で早大学院を破った日大鶴ケ丘と、明大中野八王子をコールドで破った日大三高が対戦しました。イニングごとの両チームの攻防です。

〇決勝
     |123|456|789|計
日大鶴ケ丘|000|100|000|
日大三高 |010|000|11X|

試合経過 1回

〇1回表
日大鶴ヶ丘の攻撃は初回の攻撃は三者凡退でした。

〇1回ウラ
日大三高の攻撃は三者凡退に終わりました。

日大三高の先発の安田、日大鶴ヶ丘の先発の比江島。両者とも順調な立ち上がりです。

2回 日大三高が先制

〇2回表 
日大鶴ケ丘の攻撃。5番小鉢が相手のミスで出塁します。
7番伊藤がライト前にヒット。ツーアウトランナー、1、2塁
8番小原は三振。無得点に終わりました。

〇2回ウラ 
日大三高の攻撃。4番がファーストゴロ、5番が三振しましたが、6番針金がライトへホームラン。先制点を奪います。さらにツーアウト、ランナー1、2塁。9番の安田、三振です。

3回

〇3回表
日大鶴ケ丘の攻撃。9番比江島はサードゴロ。続いて1番梶はショートゴロでツーアウト。2番高見澤は三振にたおれました。

〇3回ウラ
日大三高は1番からの攻撃。ワンアウトから2番池内がヒットを打つも、続く3番二宮が内野ゴロで、ダブルプレー。

4回 日大鶴ケ丘 同点に追いつく

〇4回表
日大鶴ケ丘。3番木嶋は三振でワンアウト。続く4番後藤。フルカウントから高めをレフトスタンドに運び、1-1の同点にしました。5番小針はセカンドゴロ。6番杉浦はライトフライ。

〇4回ウラ
日大三高の攻撃は4番岡村から。ショートゴロでワンアウト。5番佐々木はセカンドゴロ。前の打席でホームランを打った6番針金がヒット。さらにツーアウトランナー1、2塁。チャンスで8番森山は三振。

5回

〇5回表
日大鶴ケ丘。7番伊藤がセーフティーバントで出塁。送りバントで2塁に進みます。続く9番比江島は見逃し三振。ツーアウトランナー2塁、1番梶が右中間に打ちますが、日大三の好守備に阻まれました。

〇5回ウラ
日大三高の攻撃は3人で終わり、この回無得点です。

6回 日大鶴ケ丘 ノーアウト満塁のチャンス

〇6回表
日大鶴ケ丘の攻撃。先頭の2番高見澤はフルカウントからファーボールで出塁。3番木嶋もファーボールでノーアウトランナー、1、2塁。追加点のチャンスで4番後藤がライト前ヒット。ノーアウト満塁。
しかし5番小針、6番杉浦と2者連続三振でツーアウト。7番伊藤はセカンドゴロ。チャンスをいかせず無得点。

〇6回ウラ
日大三高の攻撃は3番二宮から。フルカウントから粘りますがセカンドゴロ。4番岡村は内野安打で出塁。5番佐々木が内野ゴロ。ツーアウトランナー2塁。6番針金を申告敬遠でランナー1、2塁。7番大賀は見逃し三振。

7回 日大三高 タイムリーで勝ち越し

〇7回表
日大鶴ケ丘の攻撃は8番小原から。サードゴロでワンアウト。9番比江島はレフトフライ。1番梶はセカンドゴロ。

〇7回ウラ
日大三高の攻撃。先頭8番森山はデッドボールで出塁。9番安田がバントで送り、ワンアウト、ランナー2塁。ここで1番古賀がセンターに勝ち越しのタイムリーヒット。2番池内はセンターフライ。ツーアウト1塁で盗塁するもアウト。この回、日大三高は2-1とリードを奪いました。

8回 日大三高が追加点

〇8回表
日大鶴ケ丘の攻撃。2番の高見澤はショートライナでワンアウト。3番木嶋は初球をライトフライ。ツーアウトランナーなし。この試合ホームランを打っている4番後藤。ショートゴロでスリーアウト。

〇8回ウラ
日大三高の攻撃。先頭の3番二宮がヒットで出塁。ここで4番岡村。相手の守備のミスでランナー2塁へ。岡村は送りバント。ワンアウト3塁。6番針金が歩かされ、1、3塁のチャンスに7番大賀がタイムリーヒット。日大三高、貴重な追加点をあげ、3-1と2点リードで最終回へ。

9回 2年連続19回目の甲子園へ

〇9回表
日大鶴ヶ丘の9回の攻撃。5番小針ショートゴロでワンアウト。6番杉浦はレフト前ヒット。ワンアウトランナー一塁。7番伊藤セカンドフライでツーアウト。そして8番小原。フルカウントからファーストフライ。3ー1で日大三高が日大鶴ケ丘を破りました。

日大三高、2年連続19回目の優勝。夏の甲子園出場を決めました。

日大三高 喜びの声

優勝した日大三高の三木監督は、「日大鶴ケ丘は勢いのあるチームで苦しい場面が続きました。得点圏にランナーがいる時は得点につなげようと言っていたが、比江島投手が素晴らしい投球を続け、なかなか追加点をあげられませんでした。選手が本当によく頑張ってくれて、感謝しかありません」と時おり、涙ぐみながら話していました。

また、キャプテンの二宮選手は「三木監督を甲子園に連れて行こうと日々練習に取り組み、優勝できて本当に良かったです。最高の仲間と、まだ野球ができるので甲子園では1分でも1秒でも長く野球ができるよう頑張りたいです」と述べました。

ページトップに戻る