詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回は、高校生の気づきで詐欺の被害を防いだ事例を紹介します。
3月、東京・稲城市のカフェで女子高校生が勉強をしていたところ、近くにいた高齢の女性に話しかけられました。
女性は「SNSで知り合った人にプリペイドカードを購入して番号を送るよう言われたが、やり方が分からないので教えてほしい」と頼んできたといいます。
話を聞いた高校生は、プリペイドカードの番号を聞き出してだまし取る詐欺の手口だと気づきました。
女性を説得して近くの交番まで付き添い、被害を未然に防ぐことができたということです。
今回のポイントはこちら…「日頃の注意から詐欺防止を」
被害を防いだ高校生は「日頃から詐欺の手口などを伝えるニュースを見ていたので、それが今回、被害の防止につながってよかったです」と話しているということです。
SNSなどでお金やプリペイドカードを要求されたら詐欺を疑ってください。
周りでそのような人を見かけた場合は、警察に相談するように促すなどして、詐欺の被害を防ぎましょう。