詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは、「“のどの病気”に注意」です。
6月、埼玉県伊奈町に住む80代の女性の自宅に長男を名乗る男から「のどを痛めて病院で検査をしたらのどにポリープか、がんがあると言われた」と電話がありました。
さらに「病院に携帯電話と財布を忘れたことに気づいて戻ったらなくなっていた。治療代が払えないからお金を用意してほしい」と言われました。
女性のもとには医師や落とし物係を名乗る電話もかかってきて、話を信じた女性は自宅近くで長男の代理を名乗る男に現金100万円を手渡してしまいました。
このあと、長男が帰宅しだまされたことに気がついたということです。
皆さんへのお願いです。「“のどの病気”に注意」
今回、紹介したのはオレオレ詐欺の典型的な手口で、声でうそがばれないよう病気になったと切り出しあなたを信じ込ませようとしてきます。
いくら相手が身内を名乗っても金を要求されたら詐欺を疑い、すぐに電話を切って本人に確認するようにしてください。