詐欺：“電話はつないだまま”に注意！

東京・北区に住む70代の女性の自宅に、家電量販店の店員を名乗る男から「不審な外国人があなたのキャッシュカードで高額の買い物をしているので、警察に通報します」という電話がありました。

その直後、今度は警察官を名乗る男から電話で「カードを使ったのは外国人の詐欺の犯人と分かりました。金融庁の職員が自宅に向かうので、電話はつないだままで待っていてください」と伝えられます。

話を信じた女性は、電話口で男とやりとりし続けた末、言われるまま自宅を訪れた人物にキャッシュカードを手渡し・・。およそ50万円を引き出されてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“電話はつないだまま”に注意！」

詐欺グループは、被害者に冷静な判断をさせないようにした上でお金をだまし取ろうとします。特に、電話を切らないよう指示するのは考える隙を与えないようにするための典型的な手口ですので、注意が必要です。そもそも、金融庁の職員などが自宅にキャッシュカードを受け取りに来ることは絶対にありません。そんな電話がかかってきたら、ためらわずすぐに切るようにしてください。