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いま旬市場 いちご・マカジキ ご紹介!

  • 2024年1月25日

豊洲市場から旬の食材を紹介します。一足早く、春の味覚「いちご」と、めったにお目にかかれない高級魚「マカジキ」をご紹介します。

いちご

11月から市場に出回り始め、出荷は5月頃まで続くが、12~1月に出荷されるものは、糖度が特に高くなり、甘みが増す。

■おいしいいちごの選び方

・ヘタの近くまで色鮮やかでハリ・ツヤがあるもの。
・ヘタの緑色が濃く、みずみずしいものを選ぶとよい。

■保存方法
・果実がやわらかく傷みやすいため、水けをふきとり、保存容器にヘタを下にして重ならいように並べて常温または冷蔵庫(野菜室)で保存。

■おすすめの食べ方
『いちごバルサミコソース ~ポークソテーにかけて~』

<材料>(2人分)
・豚もも肉(ソテー用) … 2枚
・塩 … 適量
・いちご … 200g
・バルサミコ酢 … 大さじ3
・しょうゆ … 大さじ2
・バター … 10g

<つくり方>
1.豚肉に塩をまぶし下味をつけます。いちごは粗めにピュレにする。
2.鍋にバルサミコ酢を中火に熱し、半量ぐらいまで煮詰めたら、しょうゆ、いちごを加え弱火で熱し、とろみがついたら火を止めてバターを入れて余熱で溶かします。
3.豚肉をソテーし、ソースをかけて完成。

『イートンメス(イギリスのお菓子)』

<材料>(2~3人分)
・いちご … 300g
・グラニュー糖 … 90g
・生クリーム … 200ml
・グラニュー糖(生クリーム用) … 20g
・メレンゲ(卵白 … 3個分、グラニュー糖 … 90g、砂糖 … 100g)
・飾り用いちご … 数粒

<つくり方>
1.(メレンゲ)卵白を泡立て、グラニュー糖、砂糖を加えてしっかり混ぜる。100~110℃のオーブンで2時間焼き、庫内で冷ましておく。
2.いちごはヘタを取り、グラニュー糖を加えてフードプロセッサーなどでかくはんする。鍋で中火にかけ、1~2分煮詰めて粗熱をとる。生クリームはグラニュー糖を加え、ゆるめに泡立てる。
3.器に一口大にちぎったメレンゲ、ホイップクリーム、いちごソースを順に重ねるように盛り付け、飾り用のいちごをカットして添えたら完成。


■いちごの紹介

豊洲青果市場 卸 井岡毅志さん
「これから出てくるいちごは、とっても甘く、ジューシーです。お店にもいっぱいならぶので、皆さんたくさん食べてください!」

マカジキ

■まさにいまが旬!「マカジキ」
マカジキは、吻(ふん)といって、上あごがのびた角状のものがある。吻まで入れると、体長2m~2.5mぐらいの細長い魚。
流通量が少ないため、お目にかかることは少ないが、11月から3月ぐらいまでの寒い時期が旬!いままさに、脂がのっておいしい。

■「マカジキ」?「メカジキ」?
スーパーでもよく見かける「メカジキ」と名前が似ているが、別物。
「マカジキ」の身は、朱色がかったオレンジ色。メカジキの身の色は白。食感、味なども異なる。

■見極めのポイント
・サシが入っているもの
細かい線状のものがたくさん入っているほうがいい。
・血合いの色に注目!
血合いは、黒くなくて、鮮やかな赤やピンクのもののほうが鮮度がよい証拠!

■おすすめの食べ方
『刺身』

・旬のこの時期は、マカジキ自体が最高の状態なので、オーソドックスに、シンプルにお刺身で。
・しょうゆで、わさびをつけて食べるのが通常だが、和からしをつけて食べてもとてもおいしい。

『スモークマカジキ』

・刺身と似ているんですが、少しいぶして、「スモークマカジキ」に。今回は、ヒッコリーという木でいぶしたもの。スモークの香りと、マカジキのうま味が相まって、おすすめの食べ方。

『ねぎま鍋』

・ねぎま鍋というと、マグロを思い浮かべる方が多いと思いますが、マカジキでも、すごくおいしい“ねぎま”鍋に!
・今回は、ネギ、エノキ、エリンギを入れたが、お好きな具材と、マカジキを入れて作る。
マカジキのしっぽなど、筋が強いところのほうが、火を通した時は、よりおいしくなる!


■マカジキの紹介

豊洲水産市場 仲卸 篠田貴之さん
「マカジキは今が本当に旬で、我々もこの時期、いいマカジキが入ると、冬の風物詩ということで、楽しみにしております。もし、スーパーや鮮魚店で見かけたら、ぜひめしあがっていただきたいと思います」

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