2024年春のセンバツ高校野球の組み合わせ抽せん。千葉県我孫子市の中央学院高校の初戦の対戦相手は、どの学校に?
野球部で取り入れられている“名物練習”や、学校の“自慢”についても聞きました。
3月18日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球。組み合わせ抽せんは、3月8日に大阪市内で行われました。
去年は4年ぶりに各校のキャプテンが集まってくじを引きましたが、今年も同じ形式です。
中央学院の初戦は大会3日目の第3試合、初出場の耐久高校(和歌山県)との対戦となりました。
【3日目】第3試合
耐久(和歌山・春夏通じて初)-中央学院(千葉・6年ぶり2回目)
中央学院は小柄な選手が多いですが、その分、機動力を生かした積極的な攻撃が持ち味のチームです。
注目の選手は、ショートとピッチャー、それに外野とマルチに活躍する、颯佐心汰(さっさ・ここた)選手です。
身体能力の高さが持ち味で、打者としては中軸を打ち、投手としては145キロを超えるスピードボールを投げます。
対戦する耐久高校は、秋の和歌山県大会で優勝、近畿大会でベスト4となり、甲子園出場を決めました。
野球部の創部が1905年と長い歴史のある伝統校ですが、春夏通じて初めての甲子園出場となります。
注目はエースの冷水孝輔投手です。強豪がひしめく近畿大会で、3試合を1人で投げ切り、あわせて6失点と好投しました。
今回の大会からバットの基準が改められ、低いスコアの展開も予想されます。
中央学院は自慢の機動力で、相手の守りのリズムを崩せるかどうかか鍵となりそうです。
組み合わせ全体はこちら👇
中央学院高校の生駒陽 選手に、野球部の「名物練習」を紹介してもらいました。
僕たちの“名物練習”は、広大な地形を生かしたランニングメニューです!
坂を生かしたランニングや…。
階段を使ったトレーニングで足腰を鍛え、自慢の走力を磨いてきました。
甲子園では、全員で泥臭く戦っていきたいと思います。絶対勝つぞ!
学校の“自慢”について、生徒会のみなさんに聞きました。
中央学院高校の自慢は、「校技」があることです!
剣道、または弓道の授業を、週に1回受けています。剣道の授業では、礼儀正しさが身につき、精神力を鍛えることができます。
こちらは弓道です。弓道の授業では、集中力が身につき、忍耐力を養うことができます。
毎年秋には「校技大会」があり、授業で習った剣道と弓道の技術を競います。各クラス、優勝を目指して頑張っています。
野球部のみなさん、校技で得た精神力を生かし、初勝利を目指して頑張ってください!
“名物練習”や“自慢”は、センバツ高校野球の中継の中で放送されます。
センバツ出場が決まった時の様子や、去年の秋の大会の成績はこちら👇