今週は「春の足音」と題して千葉県内の春の風景を4本シリーズでお伝えしています。
「かつうらビッグひな祭り」は家庭で飾られなくなったひな人形を全国から集めて、勝浦市内各地で開いているものです。
メイン会場である遠見岬(とみさき)神社では、60段の石段をひな壇に見立てて飾ります。ひな壇をどんな風に設営するのか、撮影に行ってきました。
朝8時に着くとひな人形の入ったケースがずらりと石段の前に並べられていました。
それぞれのケースには段数のラベルが貼ってあって、何段目にどの人形が座るのか、あらかじめ決められているのが分かります。
ケースのなかには、勝浦に届けられたひな人形がたくさん!
どの人形もこれまで全国各地、さまざまな場所で飾られ、春の訪れを告げてきたんですね。
地元のボランティアおよそ20人が、まず最初に石段に赤い布を敷き、最上段から順番にひな人形を並べていきました。
「メインは女の子で」「こちら相方がいませーん!」などボランティアさんから声があがりました。どんどん作業は進みます。
さまざまな「すまし顔」が並びました。
およそ1時間後、60段のひな壇が1800体の人形で埋め尽くされました。壮観です。
期間中は勝浦市内のあちこちでひな人形を見ることができます。
期間中は、町じゅうが赤く染まったような華やかな雰囲気にあふれていました。思わぬところに人形が飾られているのを探す楽しみがあり、いくらでも散歩できそうです。
雨の日は屋外の展示が中止になることがあるので、勝浦市のホームページを確認のうえ、お出かけください。「かつうらビッグひなまつり」は3月3日まで開かれています。
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