「はるひ」
2024年2月8日放送
「はるひ」は、静岡市清水区興津の研究所で生まれ、2011年に品種登録された、新しいかんきつです。
興津46号という品種と阿波オレンジを掛け合わせて生まれました。
曽祖父母にあたる品種に、温州みかんとはっさく、
祖父母にあたる品種には、伊豆の特産品のニューサマーオレンジなど
さまざまな品種がルーツとなっています。
東伊豆町と河津町は、はるひの味にほれこみ、品種登録されるより前に栽培を始めました。
伊豆に春を告げる「河津桜」が咲く時期に旬を迎えることと、
春を思わせるさわやかな香りがすることから「いずのはる」と名付け、ブランド化を目指しています。
「いままで食べたことがないかんきつ」
生産者の正木さんは「さまざまなかんきつを掛け合わせているため、どのみかんとも違う、今まで食べたことがない味がする。」といいます。
甘みが強く(糖度は13~14度)、豊富な果汁とさわやかな香りが魅力です。