純烈の東北であったまろう旅 青森編ダイジェスト&ロケ後記

こんにちは! NHK東北温泉地応援プロジェクトを担当している木村です。
6月30日に放送した「純烈の東北であったまろう旅」第3弾・青森編、ご視聴いただきありがとうございました!

さて、今回は青森編の本編冒頭のダイジェストとともに、まだ見てない方も、既にご覧いただいた方も楽しめる、番組には入りきらなかったロケの裏側をお届けします。

旅は、“津軽富士”と呼ばれる岩木山の頂上からはじまりました!
純烈さん4人の晴男パワーのおかげで、快晴の中、幸先良いスタートです。

スタッフのひとこと:収録したのは、5月末。前日まで雨予報で晴れるかわからず、スタッフ一同ドキドキしながら当日を迎えました。雨男ディレクター(深浦町のロケに同行)が、この場所にだけ同行していなかったのが功を奏したのではなかというのがスタッフ陣の見立てです・・・。

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背景に広がる雄大な山々は白神山地。青森と秋田の県境に広がる世界自然遺産で、今年で登録30周年を迎えました。

4人が最初に向かったのは、青森県西目屋村。白神山地の豊かな自然を満喫できる水陸両用バスツアーに参加しました。

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ニシメヤグリーンと呼ばれる景観に配慮された緑の屋根の街並みを進み、辿り着いたのは津軽白神湖。乗客の「レッツスプラッシュ!」という掛け声で、水陸両用バスは湖に突入します。湖上を船のように走りながら、緑をめいっぱい浴びるツアーに純烈のみなさんも大興奮。夏にぴったりのアトラクションです。

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スタッフのひとこと:実はこのバスツアー。2022年の豪雨災害で、ツアールートが通行止めとなり、長期間運休となっていました。番組ではとりあげきれなかったところにも、豪雨災害の被害から立ち直ろうと奮起する人たちが多くいらっしゃいました。
スタッフのひとこと:この日、純烈さんたちはこのバスの出発地点である道の駅で昼食をとりました。酒井さんは道の駅の名物であるダムカレーを注文。
スコップを模したスプーンで、楽しそうに食べられていました。

バスツアーを堪能した純烈は、海と山の2チーム分かれて、青森の温泉地を巡ります。

白川さん・後上さんは、日本海沿いの深浦町へ。

2人が訪れたのは、深浦町にある黄金崎不老ふ死温泉。
ここにあるのは日本海を一望できる露天風呂。まるで海と一体化しているようです。

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後上さん
「俺決めた!老後ここに悠々自適に来られるように人生頑張ろ!
これはいいわ最高だわ!」


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露天風呂には全国からの観光客、内風呂は地元のお客さんでにぎわいます。中には1か月券を買って、毎日来ている常連も。みんなに愛されている温泉です。

しかし、去年の夏、思いがけない出来事が町を襲いました。それは豪雨です。
深浦町や隣町一帯に、浸水や土砂崩れなどの大きな被害をもたらし、
この温泉も3ヶ月の休業を余儀なくされました。

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後上さん
「その前年にはコロナで厳しかった時に、輪をかけて災害ですもんね」

 

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白川さん
「僕たちもどんな力になれるか分かれないですけど、
深浦の魅力を少しでも伝えればと思ってますので」

 

純烈のみなさんが深浦町の魅力を見つけ、奮闘する地域のみなさんと触れあいました。

 

スタッフのひとこと:東北であったまろう旅は、NHK東北6局が協働で取り組んでいる「東北温泉地応援プロジェクト」から生まれた番組です。プロジェクトはもともと、コロナ禍、地震や豪雨など災害の被害で苦しむ東北の温泉地や観光地を応援しようというコンセプトで始まりました。純烈のみなさんが、苦境に立つ方々のお話を伺うだけでなく、地域を盛り上げるため“めいっぱい楽しんで魅力を発信する”のが「あったまろう旅」。東北の温泉地に行きたい!という気持ちになっていただけるような、あたたかい番組をめざして、これからも制作していきます。

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温泉プロジェクト担当 2代目
木村職員
好きな温泉の楽しみ方:あつい温泉にさっと浸かること