NHK仙台・音楽「こんなとき何聴く?」石ノ森萬画館編
今回は、宮城県石巻市にある石ノ森萬画館にお邪魔しました!
(気仙沼漁師編についてはこちらをご覧ください☆)
5分間音楽バラエティ「こんなとき何聴く?」気仙沼漁師編 | 知っトク東北|NHK
さて、石ノ森萬画館といえば、「サイボーグ009」「仮面ライダー」・・・
正義の味方“ヒーロー”ですよね~今回のこんなとき何聴く?では、石ノ森萬画館に集うヒーローを愛する者たちに聞きました!
“ヒーローになりたいとき聴く曲”♪
取材したのは、仙台局トリオ、助川D(ディレクター)、内藤D、松廣(アナウンサー・筆者)です!
早速ですが、今回のプレイリストはこちら!
【こんな取材、してきました!】
石ノ森萬画館には、小さなお子さんがいるご家族から70代のお年寄りまで、たくさんの方々が訪れていました。みなさんに“あなたが憧れるヒーロー”をうかがってみると、歴代の仮面ライダーやサイボーグ009の戦士はもちろん、ウルトラマンやガンダム、さらには元プロ野球選手の清原和博さんまで、実に様々です!
突然の質問にもかかわらず、憧れのヒーロー、そして“ヒーローになりたいとき聴く曲”♪を教えてくれたみなさん、本当にありがとうございました!ここからは番組では伝えきれなかったエピソードをご紹介します!
【石巻のヒーロー・シージェッター海斗!】
番組のなかでもご紹介した「シージェッター海斗」。
石ノ森さんは学生時代によく石巻市に来ていたそうです。石ノ森さんが愛した石巻市に新たなヒーローを!という市民の熱い思いに応えるかたちで誕生したのが「シージェッター海斗」です!
~“不滅のヒーローSEAJETTER KAITO” 誕生秘話~
石巻のヒーロー・シージェッター海斗の曲には、深い思いが込められています。
東日本大震災で、石巻市をはじめ東日本各地は大きな被害に見舞われました。2011年4月23日にイオンモール石巻の駐車場で開催された「がんばろう宮城!応援アニソンライブ」。そこに一人のお子さんが、津波で流され泥だらけになったCDを持ってやって来ました。CDに入っていた曲は、大好きな海斗のテーマソング。アニソンライブに来ていた歌手・遠藤正明さんの「もう一度みんなが元気になれる、子どもたちに想いが伝わる曲を作ろう」という熱い思いから、萬画館の方たちとともにプロジェクトを立ち上げます。やがて、すべての被災地の人に「元気になってほしい、一緒に頑張ろう!」というメッセージが込められた応援歌“不滅のヒーローSEAJETTER KAITO”が誕生しました!
今回お話を聞かせてもらった石巻市出身の従業員の方も、
この曲を聴くと、生まれ育った地元で頑張ろうという気持ちになれると教えてくれました!
【サイボーグ戦士 誰がために戦う】
こちらの男性の“ヒーローになりたいとき聴く曲”は、「サイボーグ009」のオープニングテーマ「誰がために」。“サイボーグ戦士 誰がために戦う” という歌詞に勇気をもらっているそうです。サイボーグ戦士が戦う理由は、“仲間のため”。「仕事でもなんでも、自分ひとりでできることなんて限られている。仲間とともに仕事をする中で、自分のすることが他の人の助けになっていると感じる」という言葉が印象的でした。
いつまでも自分の中で輝いているヒーロー・「サイボーグ009」の戦士たちの生き方は、仕事や生活における柱の一つでもあるそうです。
miwaさんの「キットカナウ」
京都の大学に通う大学4年生の女性が、“ヒーローになりたいとき聴く曲”として挙げてくれた曲です。
受験勉強している時やテニス部の練習中、そして就職活動の間もずっと聴いていたそうで、なかでも就職活動は、「ここまでやれば終わり、みたいな明確なゴールが見えなくて、すごくしんどかった」とのこと。ここ一番の面接で踏ん張るとき、「何度も何度も流した涙は無駄じゃない 一歩また一歩近づけたじゃない」という歌詞に勇気づけられたそうです。
歌詞の意味から察すると、彼女が描く理想のヒーロー像って、“倒れても倒れても立ち上がる、不屈のヒーロー”なんですね!
彼女は最近、就職が決まったそうです。来年4月からは、自分の夢だった仕事に就くそうで、満面の笑顔がとっても印象的でした!
以上、こんなとき何聴く?石ノ森萬画館編でした☆
最後まで読んでいただきありがとうございました!