高校駅伝女子

2021年12月23日 (木)

全国高校駅伝 長野東(長野)~チームと地域で一丸に~

女子の長野代表、長野東は15年連続15回目の出場です。2017年と2018年は2年連続で全国2位になった強豪で、卒業生の萩谷楓選手はことしの東京オリンピックの女子5000メートルに出場しています。

nagano1.jpg練習場所にしているのは、長野市内を流れる犀川の河川敷のコース。遠くに北アルプスも望むことができます。アカシアの木に囲まれた1周520mのコースで、走りを磨いてきました。

nagano3.jpgことしは、8人のメンバーのうち1、2年生が6人を占めます。チームを指導する横打史雄監督「誰が出場しても恥ずかしくないようなメンバー構成になった」と自信を示します。エースは、1区を走る予定の2年生の村岡美玖選手。10月に行われた長野県大会では1区を区間新記録で快走しました。去年の都大路では、1年生ながら最長区間(6km)の1区を走り、5位と健闘していて、「去年より成長した姿を見せて、区間賞を狙いたいと意気込んでいます。

練習のあと、チームの結束を感じさせる場面がありました。部員全員で校歌を歌って、心をひとつにしていたのです。さらに、コースの整備をするのも選手たちの役目。何事も自分たちで率先して行う「自立」を心掛けてきました。

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そんな選手たちの姿に、地元の人たちも応援しています。草取りなどコースの整備を手伝ったり、全国大会での健闘を願って、メッセージを書き込んだりしていました。

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チームを支えてきたキャプテンの橋村英里選手は、残念ながら出場メンバーには選ばれませんでしたが、部訓の「感謝の心」を実感しています。「感謝の気持ちをもちながら、地域の皆さんや支えて下さっている方々に良い報告を持ち帰りたい」と話していました。

ことしの目標は、1時間9分を切っての8位入賞。チームと地域が一丸となって、3年ぶりの入賞を狙います。

nagano9.jpg(取材:鳥海貴樹アナウンサー テレビ中継実況担当)

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