撮影：加藤孝

上方歌舞伎の女形を継承する壱太郎さんは、「見て 聞いて まねして 楽しむ 歌舞伎絵本」シリーズの制作に取り組んでいます。今年出した最新作「恋するお三輪」では、複雑で分かりにくいストーリーを、ヒロインの恋物語にスポットを当てて分かりやすく紹介。カラフルな絵に加え、専用のアプリから歌舞伎俳優による“歌舞伎風”の読み聞かせ音声を聞くことができるしくみです。壱太郎さんは「絵本が歌舞伎への入り口となり、将来のファンにつながれば」といいます。最近は、脚本や演出も手がけ、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」に初挑戦するなど、ますます活躍の世界を広げる壱太郎さんの歌舞伎への思いを伺います。4月22日(月)の「関西 時の人」です。

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