2023年07月27日 (木)
【7月28日(金)放送】奈良文化財研究所展示企画室長 岩戸 晶子さん
奈良文化財研究所は、戦後間もなくから薬師寺伽藍復興のための発掘調査に携わっています。これまでの調査で、創建当初の奈良時代から近世や近代まで、幅広い時代のものが発掘されてきました。今年の夏期企画展 「イカロスの翼-薬師寺の発掘成果から見る近世と近代」では、あまり注目されてこなかった江戸時代から昭和初期の出土資料を中心に紹介しています。注目は、陶製プレートの小さな破片。薬師寺の門前跡から見つかったもので、表面に翼を広げた”イカロス“がデザインされています。調査の結果、1938年(昭和13年)に生駒山で開催されたグライダー大会のメダルの破片だとわかりました。「戦争が影を落とす中、空に憧れた人が確かに”ここにいた“ことを知った」という岩戸さんと、積み重ねられた”時間“を読み解きます。7月28日(金)の「関西 時の人」です。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。
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