えりの気象日記

2019年10月16日 (水)

秋晴れから一転 すっきりしない天気

きょう16日は澄んだ青空が広がりましたね。思わず写真を撮りましたが、青空があまりにきれいで、どうやったらそれを写真で伝えられるか、構図などを決めるのに四苦八苦でした。結局、もみじを入れてみましたが…。まさに「天高く馬肥ゆる秋」ですね。空が澄み渡って高く晴れて、馬は肥えてたくましくなるという意味で、秋はいい時期だといっている言葉です。

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晴れをもたらしたのは、大陸育ちの高気圧です。大陸育ちだと乾いた空気を持っていて、水蒸気量が少ないんです。実際、きょうの大阪は湿度が42%まで下がりました。水蒸気が少ないと空の透明度が高くなるんです。

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ただ、それもきょうだけ。あす17日には高気圧の中心が東へと移り、紀伊半島の南東側から湿った空気が流れ込みやすくなります。

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各地、雲が広がりやすいでしょう。潮岬は夕方以降、雨が降りそうです。そのほか傘マークはついていませんが、ところによっては雨が降るでしょう。念のため折りたたみ傘があったほうがよさそうです。

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けさは各地で、今シーズン、最も気温が下がりました。あす朝も豊岡は8度くらいまで下がり、けさ以上に冷えそうです。そのほかは、けさほどではないものの、それでもひんやりしそうです。15日夜、寝るときに寒いと感じた方は、寝るときの服装を変えたり、掛け布団を増やしたりしたほうがよさそうです。

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※予報は16日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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