えりの気象日記

2019年07月18日 (木)

前線活発化 大雨のおそれ

台風周辺では反時計回りに風が吹いています。特に、中心から右側のほうが風が強くなっています。それは台風5号が北寄りに進んでいるためです。進行方向と反時計回りの風の方角が一致するため、風が一段と強くなります。その風が日本付近に停滞する梅雨前線に向かって大量に暖かく湿った空気を運び、前線の活動が活発になっています。

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あす19日も断続的に雨が降る見込みです。局地的に雨雲が発達し、激しい雨が降るおそれがあります。雨の降る量が多くなりそうです。あす夕方までに降る雨の量は多いところで、近畿中部や南部で150ミリ、北部で120ミリと予想されています。

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活動が活発になっている梅雨前線は、週末も日本付近に停滞する見込みです。しばらく影響を受けそうです。

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あす19日からあさって20日にかけて大雨のおそれがあり、その後、22日月曜日ごろにかけて雨が続きそうです。油断はせず、今後の情報に注意してください。

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18日夜も寝苦しい夜になりそうです。大阪はきょう18日午後6時の気温が前日ほど高くはありませんが、今夜からあす朝にかけて気温は下がらず、横ばいでしょう。あす朝の最低気温は24度の予想です。日中は、きょうは30度を超えましたが、あすは30度を超えない見込みです。それでも湿度が高く蒸し暑く感じるでしょう。

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※予報は18日午後7時現在のものです


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気象予報士 坂下 恵理(さかした えり)
 


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