2019年07月17日 (水)
１９日金曜日から２０日土曜日 雨続く
あす１８日の雨の予想です。朝から雨が降るところもあるでしょう。日中はやむ時間もありそうです。ただ、午後は広く雨となり、本降りとなるでしょう。出かけるときに降っていなくても、傘は忘れずに持って出かけるほうがよさそうです。
台風５号は大型になっています。今後は東シナ海を北上する見込みです。近畿地方は予報円の中には入っておらず、直接の影響はない見込みです。あす以降、間接的な影響を受けそうです。
台風は太平洋高気圧を強める働きがあります。台風は強い上昇流があり、周囲では上昇した空気が下降するところができます。高気圧は下降流なので、太平洋高気圧を強める結果になります。
太平洋高気圧が強まると、台風は今後は太平洋高気圧にブロックされる形になり、東シナ海を北上する見込みです。日本海に停滞する梅雨前線に向かって、台風が北上するとともに、暖かく湿った空気が流れ込みます。このため、活動が活発になりそうです。１９日金曜日、２０日土曜日は、大雨のおそれがあります。
１７日夜は１６日夜以上に寝苦しく感じそうです。京都はきのう１６日、夕方雨が降ったこともあり、午後６時の気温が２５度５分でした。日付が変わるころには２５度を下回りました。ところがきょう１７日は午後６時の時点で、気温が３１度ちょうどと高くなっています。１８日朝にかけて下がっても２５度は下回らない見込みです。京都のあす朝の最低気温は２５度。熱帯夜になりそうです。
※予報は１７日午後７時現在のものです
気象予報士 坂下 恵理（さかした えり）