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新潟から再びプロ1軍へ!元阪神、髙山選手の挑戦

”現役をあきらめない”若手選手の手本に
  • 2024年02月19日

     

    ことしからプロ野球2軍に参加するオイシックス新潟アルビレックスBCには、かつて活躍したプロ1軍への復帰を目指す選手たちがいます。その1人、元阪神の髙山俊選手に今シーズンにかける思いを聞きました。(新潟放送局 記者 阿久津忠寛)

    新潟から再びプロ1軍へ!キャンプに密着

    2月1日から新潟市でキャンプをスタートさせたオイシックス新潟アルビレックスBC。
    新加入を含め40人あまりの選手が開幕に向けて調整を続けています。

    注目したのは元阪神の外野手、髙山俊選手(30歳)。

    2016年にドラフト1位で阪神に入団。
    1年目から開幕スタメンを勝ち取ると持ち前のシャープな打撃でヒットを量産。サヨナラヒットを放つなど活躍し、この年の新人王に選ばれました。しかし2年目以降は不振が続き8年目の去年、阪神を戦力外となりました。

    髙山選手
    (去年阪神が)優勝もしたし、その中でも輪に入れなかったという悔しい気持ち

    しかし現役をあきらめる気持ちはなかった髙山選手。
    新たな活躍の場を求めて12球団の合同トライアウトにも参加。

    その後、アルビレックスBCから入団の誘いを受けました。球団からの「必要としている」というメッセージが決め手でした。

    髙山選手
    うれしかった、もちろん。現役を諦めるという気持ちはまったくなかったので。こういった球団に声をかけてもらってもう一回頑張ろうという気持ちになりました。

    プロではチームに求められる役割を果たそうとするうち自分のバッティングができなくなったという髙山選手。自分らしさを取り戻そうと、キャンプではバットを振り込んでいます。

    髙山選手
    外野の間を抜いていくとか、そういうところが僕の特長だと思う。打ち損じの少ないバッティングだったりとか、そういうところを磨いていければと思っている。もう1回、原点に戻って自分らしさというか自分のバッティングをするように心がけています。

    一段のレベルアップを目指す髙山選手。
    その周りには成長のヒントをつかもうと、チームの若手選手が集まってきます。

    こうした選手たちに髙山選手はこれまでの経験をもとにしたアドバイスを送っています。

    髙山選手
    僕も戦力外になった身なので。若い子には僕ぐらいだとダメなんだよと伝えて、コミュニケーションをとりながら、みんなで同じ方向を向いてやっていくのがいいチームになるのではと思っている。

    新潟から再びプロの1軍へ。髙山選手は闘志を燃やしています。

    髙山選手
    若い選手に負けないように結果を出していって、それでNPBに入れたら。

    新潟県の印象について、とにかくごはんがおいしくて驚いたと話す髙山選手。
    新潟で気力・体力を養い、シーズンを通しての活躍を期待したいと思います。

      • 阿久津忠寛

        新潟放送局 記者

        阿久津忠寛

        2023年入局。現在スポーツなどの取材を担当。3歳で親子マラソンデビュー、小学校から野球を続けています。

      • 藍川眞帆

        新潟放送局 キャスター

        藍川眞帆

        新潟ニュース610
        マンデーアルビレックスの
        キャスター

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