第91回 課題曲

中学校の部「僕らはいきものだから」

中学校の部 課題曲制作

緑黄色社会

緑黄色社会

愛知県出身4人組バンド。愛称は“リョクシャカ”。
高校の同級生(長屋晴子・小林壱誓・peppe)と、小林の幼馴染・穴見真吾によって2012年、結成。2013年、10代限定ロックフェス『閃光ライオット』準優勝を皮切りに活動を本格化。以降、映画・ドラマ・CM・アニメなどの楽曲を多数、手がける。2020年に発表した「Mela!」は、ストリーミング再生数が3億回を突破する代表曲に。結成10周年となる2022年には、初の日本武道館公演”緑黄色社会×日本武道館“20122022”を成功させ、年末には「第73回NHK紅白歌合戦」初出場。2023年は、「サマータイムシンデレラ」が日本レコード大賞優秀作品賞を受賞、年末には2年連続で「第74回NHK紅白歌合戦」出場。初のアリーナツアー“リョクシャ化計画2023-2024”を成功させた。
長屋晴子の透明かつ力強い歌声と、個性の異なるメンバー全員が作曲に携わることにより生まれる楽曲のカラーバリエーション、ポップセンスにより、同世代を中心に10代からも多くの支持を集めている。

緑黄色社会のみなさんからのメッセージ

心や身体、友達、夢や進路・・・。中学校で過ごす三年間で、だれもが様々な変化を経験します。
自分だけが変わるのではなく、周りも変わっていく。そして、ひとくちに変化といっても、成長と感じるときもあれば、停滞や退化と感じるときもある。
それでも、変わっていくのは、動いている、つまり、生きている、ということ。
変わっていくことで、今の自分がいなくなってしまう、何かを手放して失ってしまうのではないかと不安になることがあるかもしれない。だけど、人生で経験する出来事のすべては、いつか宝になる。その宝を、いつの日か大切な友と分かち合うために、様々な変化に立ち向かっていってほしいです。
私たちは、「にんげん」である前に、「いきもの」です。そんな当たり前のことですら、力みながら生きていると、つい忘れてしまいます。この曲を歌うなかで、自分が変わっていく「いきもの」であることを誇らしく愛おしく思ってもらえたら、うれしいです。

課題曲「僕らはいきものだから」
混声三部合唱

中学校の部 合唱編曲

桜田 直子さん

桜田 直子(さくらだ なおこ)さん(作曲家)

青森県弘前市出身。早稲田大学第一文学部卒業後、渡米。バークリー音楽大学ジャズ作曲科卒業。小・中・高校生らに向けた合唱曲を中心とする創作活動を続けていて、ポップ感覚あふれる作風には定評がある。ジャズ、クラシック、ポップスなど幅広いジャンルでの編曲作品も多数。これまでNコンでは80回(2013年)小学校の部「ふるさと」(編曲)のほか、全国コンクールのスペシャルステージ演奏曲の編曲なども手がけている。

桜田 直子さんからのメッセージ

「変わってゆく」のを実感したり、「変わってゆこう」と決意したりすることは、紛れもなく「前へ進んでいる」ことなのだと思います。ダイレクトに胸に届く歌詞、音楽性の高い曲づくりに共感しつつ、中学生の皆さんの歌声を脳内で再生しながら、とても幸せな気持ちで合唱編曲させていただきました。それぞれの想いを乗せた、今しか紡ぎ出せない中学生ならではのハーモニーを聴かせてほしいです。そしてコンクールが終わってもまた歌いたいと思ってもらえるような歌になったら最高ですね。

合唱編曲に込めた思い

メッセージ動画

中学生のみなさんへ

メッセージ動画

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