【新春インタビュー】シンガーソングライター浦小雪さん
- 2024年01月01日
【自身の楽曲がCMソングに! 2023年は飛躍の1年】
浦小雪さんは大村市出身で、長崎大学在学時に3人組バンド「Sundae May Club」を結成。そして2022年からはソロとしても活動を開始。2023は飛躍の1年となったと振り返ります。
「レコーディングとかライブとかで休みがないみたいなときもあってすごいありがたいなって思いました。2023年はすごくいろんな方に知っていただけたかなと思います」
最も印象深かったのは大手衣料品メーカーのウェブCMの楽曲が選ばれたこと。ソロとして5枚目のシングルが担当者の目にとまり、異例の抜擢となりました。
「最初にウェブCMのお話をいただいた時は本当に自分のことじゃないみたいな
感じですごいお仕事が大きすぎて「自分でいいのかな」とか思ったんですけど、
すごい経験だなと思ったのでありがたいという気持ちが大きいです」
【ライブが原動力】
去年は仙台や大阪など各地でおよそ20回のライブをこなしました。
「ライブが原動力」と話す裏には意外な理由がありました。
「私は自分から仲良くしようとしてもうまくいかなくて。
言葉が得意じゃないんですけど音楽だと人と深く繋がれている感じがして。
そのために音楽をやっているみたいなところがあって、『もっといろんな人と繋がっていこ う』という気持ちが原動力になっています。
ライブがそれを一番感じる場所なのでたくさんライブをしていきたいです」
忙しい活動の中で特に大切にしているのが地元・長崎でのライブです。
「やっぱり地元って一番帰ってくる場所であり、一番大事にしたい場所だと思っていて。
ここでいろんな人と出会わなかったら、いま自分が音楽をしていることはなかったなと
思っていて、なので恩返しという気持ちを込めて、長崎でライブをするときは最高のライブに したいという気持ちは特に大きいです」
【自身のルーツ長崎が活動にいきる】
大学を卒業後、活動の拠点は東京に移りました。
しかし、生まれ育った長崎での思い出はアーティストとしての活動にもいかされていると
いいます。
「しょっちゅう帰りたいなと思っています。大村の実家から歩いてもそんなにかからない所に海があって堤防に座って眺めるのが大 好きでずっと。海の記憶ってすごくて、いまでも歌詞に”海”とか”水の流れ”とか”海の匂い”とかそういうことを気づいたらいれてたりとかします。
長崎は、私の一番大事なもの、家族とか友達とか山とか海とかもすごい自分のルーツとして大事だなと思っていて。そういう大事なものが集まっている場所だなって思います」
【いまかなえたい夢】
着実に成長を続ける浦さん。胸に秘める大きな夢を教えてくれました。
「いま1番の夢は海外でライブをしてみたいということです。音楽をやっていく中で海外の方からのコメントとかも多くなってきて、言葉が通じなくても音楽で伝えられることはたくさんあるのかなって思っていて、それをしたいなと思っています」
デビューから3年目を迎える2024年。抱負を聞きました。
「音楽を通してならすごく人と関われると思うのでたくさんの人と音楽で繋がっていきたいなと思っています」
「音楽で人とつながりたい」。その原動力を胸に、さらなる飛躍を誓います。
【取材後記】
音楽を通して人とつながれるライブが原動力と語る浦さん。ライブの時は、自分たちのライブに来てくれたことで、お客さんのその一日がどれだけいい日になるかということを1番大切にしているそうです。とても素敵だなと思いました!