にっぽん百低山「双石山(ぼろいしやま)・宮崎」吉田類といく
- 2023年04月24日
酒場詩人の吉田類さんが全国の低山を訪ね、その魅力を堪能する「にっぽん百低山」。
4月26日は、宮崎市のシンボルとされる双石山(ぼろいしやま)を登ります。
宮崎市民がこよなく愛するその人気の秘密とは?
にっぽん百低山「双石山」
宮崎市のシンボルとして市民に愛される双石山。標高は509mでシイやカシを主とする64haの天然広葉樹林が貴重なものとされ、昭和44年に国の史跡名勝天然記念物として指定されました。森の中へ入ると、奇岩や巨岩がそびえ立ち、訪れる人を驚かせます。
見どころ満載
ポイントの1つ目が「針の耳神社」と「天狗岩」です。「針の耳神社」は蜂の巣のような穴だらけの「天狗岩」を背負って立ち、耳の難病を癒すと言われ信仰されています。
さらに「天狗岩」を超えると、20mの絶壁に囲まれた「空池」が現れます。四方を岩に囲まれているため、見上げれば、岩に切り取られた空だけがくっきりと見えるポイントです。音の響きも特別で、まるで異空間にいるように感じられます。
クライマーのメッカも
そして類さんたちは「象の墓場」と名付けられた不思議な空間へ。ここは、かつては宮崎市のクライマーのメッカだったと言われています。
そこから、さらにロープやはしごを頼りに岩の急登を登ってゆくと宮崎の街を一望できる大パノラマが現れます。類さんはどんな景色を見たのか?低山ながらに見所を多く持つ双石山(ぼろいしやま)の魅力をぜひお楽しみください。
放送は「にっぽん百低山 双石山・宮崎」4月26日(水)午後0時20分~<NHK総合テレビ>