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イベント情報「西都古墳まつり」楽しみ方!宮崎観光/おでかけ

  • 2022年10月26日

西都原古墳群で、3年ぶりに通常開催される「西都古墳まつり」。
「たいまつ行列」や「炎の祭典」など3年ぶりの通常開催にむけてイベントの見どころを取材しました。大人も子どもも楽しめるイベント・おでかけ情報です。

炎の祭典とたいまつ行列

「西都古墳まつり」
11月5日(土)、11月6日(日) 【会場】西都原古墳群・御陵墓前広場

「炎の祭典」はお祭りのメインイベント。西都原古墳群で、5日(土)19:20~行われます。
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの2人の神の恋物語を、オカリナ・五弦琴・太鼓で奏でる古代演奏にあわせた舞いで表現するものです。今年は総勢41人の踊り手がお祭りにむけて準備をしています。長い炎を持って踊る大迫力な「炎の舞」や、女性たちの華やかな舞いにご注目ください。

「たいまつ行列」は西都市街地から会場の御陵墓前広場までの約4キロの道のりを、古代衣装をまとい、手にたいまつを持って“炎の行列”をつくるものです。毎年、地域に人に見守られながら、神話の名所を歩くことができると評判です。

見どころは?

「西都古墳まつり」の見どころを教えてくれたのは、実行委員長の宮原幸弘さんです。

宮原幸弘さん

宮原幸弘さん(西都古墳まつり実行委員長)
 「たいまつ行列」と「炎の祭典」で使う炎は2種類あって、ニニギノミコトの炎とコノハナサクヤヒメの炎です。ニニギノミコトの炎は降臨したとされる高千穂の高千穂神社から採火して、コノハナサクヤヒメの炎は都萬神社から採火しています。
それぞれの炎は別々のたいまつで保管され、「炎の祭典」のなかで、ようやく1つに結ばれます。ところどころでこういった神話になぞらえた演出をしているので、そういったところも楽しんでもらいたい。

「炎の祭典」の踊り手も毎年、一般から申し込みを受け付けているそうで、お祭りに向けて週に2回の練習を重ねてきました。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの子どもで、皇子の踊りを担当する3人の小学生にも注目してもらいたいと宮原さんは語りました。

宮原幸弘さん(西都古墳まつり実行委員長)
みんなが集まって楽しめるのがお祭りの良いところ。これまでの2年間はコロナの影響で神事のみだったり、できても出店がなかったりと寂しい状況が続いていた。今回は3年ぶりの通常開催になるので、感染対策をしながら多くの人に西都の魅力を感じてもらいたい。

子どもも楽しめる「コフリンピック」

お祭りで開催されるのは、夜の部だけではありません。昔の生活を体験するための火おこし体験やコフリンピックも開催されます。俵を遠くまで飛ばす「俵投げ」や、神話にちなんだ「鏡投げ(的あて)」、のこぎりを使った丸太切りなどがあります。いずれも楽しみながら昔の生活や神話を体験してもらおうと実行委員会が企画しました。

(左)火おこし体験と(右)俵投げ

宮原幸弘さん(西都古墳まつり実行委員長)
西都には「夏祭り」や「西都花祭り」など大きいお祭りは他にもあるが、神楽や地域の伝統芸能の披露などが一堂に会するのはこの「西都古墳まつり」だけ。1日目の夜には3,000発の花火も上がるので、ぜひ見に来てください。

300万本のコスモスも見ごろ

会場となっている西都原古墳群では、毎年「古墳祭り」に合わせて植えつけられた300万本のコスモスが一帯に咲き誇っています。西都市観光協会によると、今年は天気がよく、例年より少し早い10月末がコスモスの最盛期となりそうですが、古墳祭りが行われる11/5,6にもキレイに咲いているということです。

赤、白、ピンクなどカラフルなコスモスの風景とともに、お祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳しくは
西都市観光協会 電話0983-41-1557 までお問い合わせください。

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