「弟はひきこもりの末に亡くなった」ジャーナリスト池上正樹 “当事者”として語る言葉
2023年2月3日
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めぐみ
- ひきこもり経験者です。 高校卒業後に就職した会社を2年で辞めた後、15年間無職でした。 池上さんの弟さんのことでご両親がとった「先送り」と言う態度は、私の父母にも当てはまります。 当時から、両親は私がひきこもっていたことを見て見ぬふりをしていました。現に誰かに相談するようなことはなかったからです。 私のことは、年頃になったら結婚して家を出て行くくらいにしか考えていなかったのでしょう。何にせよ、彼らにとって問題でないことは、私にとっていかに重要でも、ないことにされてきました。 成人である以上、自分の人生を立て直すのは自分の責任であることは理解しています。でももし、二人がもっと危機感を持って一緒に対応していてくれたらと思うと、無為に失った年月が悔やまれてなりません。 衣食住に関しては何不自由なく与えてもらい、感謝の気持ちもあるのですが…そう思うのはわがままなのでしょうか。