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アニメ職人たちの凄技アニメ職人たちの凄技

【第43回】
今回、スポットを当てるのは、
夏川憲介・斎藤ひろこ・田山結花

プロフィール

夏川憲介
キャラクターデザイン・原画・演出・アニメーション
1975年 北海道生まれ。武蔵野美術大学卒業後、アニメーター、イラストレーターとして活動。NHK Eテレ「みいつけた!/いすのまちのコッシー」立体アニメーション演出他「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」「どきどきこどもふどき」などでアニメーションを担当。

斎藤ひろこ(ヒロヒロスタジオ)
武蔵野美術大学短期大学卒。イラストレーター、キャラクターデザイン。
書籍、雑誌の挿絵のほか
NHK Eテレ「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」
「どきどきこどもふどき」などでイラスト、キャラクター、題字などを担当。

田山結花
1984岩手県生まれ。2005バンタンデザイン研究所 イラストレーション本科卒業。書籍、雑誌の挿絵のほかNHK鳥取放送局「√るーと」「√るーとhigh↑2」、NHK Eテレ「スマホ・リアル・ストーリー」のイラストを担当。手描きのタッチを特徴に、和や怖さを織り交ぜたイラストを制作。

お三人に「百人一首」のアニメ制作でこだわったポイントをお聞きしました。

【夏川憲介】
様々な人の行き交う賑やかな街道の風景が想像できる歌。
儚い美しさへの憧憬を感じさせる歌。
非現実的な美しさをちょっと「盛って」いる歌。
穏やかさの中に悲運への予感を孕んだ歌。
それぞれ主題も印象も異なる歌なのでアニメーションもひとつひとつ違うイメージになることを目指しました。

【斎藤ひろこ(ヒロヒロスタジオ)】
憧れはあるけれど、ちょっと敷居が高い感じがしていた百人一首の世界。
楽しい解説、絵コンテを拝見し、平安時代の匂いや音を感じながら描かせていただきました。

【田山結花】
百人一首らしい雰囲気を大切にしつつ、今回はティーンズ向けとのことでしたので、表情などで現代らしさを織り交ぜ、百人一首に馴染みのない方にもスムーズに入り込めるキャラクターを目指しました。

ぜひお三人の凄技にご注目ください!

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