お手紙をくださった小野さんの「こころの風景」は、現在１０２歳になるお母さまの故郷・奄美大島のホノホシ海岸です。小野さんが３年前にここを訪れたとき、まぶしく輝く青い海の色と太平洋の荒波が岩にぶつかって舞う波しぶきに思わず「天国だ！」と心が震えたそうです。ところがお母さまは心臓を患って遠出が叶わなくなり、奄美に帰れなくなってしまいました。テレビ画面越しに母の故郷・奄美を見せてほしいという小野さんのために正平さんは鹿児島市からフェリーで奄美大島に渡り、ホノホシ海岸をめざします。

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