きょうの目的地はお母様が不治の病で入院し、沈んでいた陽子さんの心のよりどころとなったという油谷湾に浮かぶ手長島です。勤めながら看護に追われる日々、陽子さんは夕日に染まる油谷湾と手長島になぐさめられたといいます。正平さんは本州最西北端の川尻岬を出発し、陽子さんがかつて勤めていた小学校から帰宅する道をたどり、手長島の見える場所を探します。そして、海岸沿いの道から海に両手を広げたような手長島を発見。「陽子さんここでいいかな」と夕日を待つ正平さんでした。

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