放送日:10月9日
徳嵩真司さんのこころの風景
お手紙をくれた徳嵩さんは、数年前、職場の過酷な勤務や人間関係に悩み、「いっそ死ねたら」と思うようになっていたそうです。そんな時、秋田の友人からの誘いでたまたま訪れたのが男鹿半島の「入道崎」。断崖絶壁の上の原っぱに腰をおろし、海を見ているときにふと浮かんだのは両親の顔でした。徳嵩さんが「生きることを見出した」という入道崎をめざし、正平さんはアップダウンのきつい30km以上の道のりを進みます。断崖から望む日本海。お手紙を読んだ正平さんは、徳嵩さんに向けて静かに語りかけました。