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金野誉宇子さん(こんの・ようこ/当時38歳)岩手県陸前高田市

金野誉宇子さんは、職場の市民体育館で津波に巻き込まれました。

震災から13年を迎えて

娘の金野祐佳さんより

お母さんへ

お母さんに手紙なんて、伝えたいこといっぱいありすぎてどうしようかな?って悩んだけどもう、そのまま書きます。笑。
最近、私ってやっぱりお母さんににてるよなーって思うことがあって、それについて、この前お父さんと長電話しました。
電話を切った後、1 人でふと、小学生の時お母さんとデートした時のことを思い出して、いままたお母さんとデートしたら、考えてることとか、感じ方が同じだから、絶対に楽しいだろうななんて想像してました。笑
今でも会いたくなる時があるけど、お母さんが夢に出て来た話とか、昔の話をしてると、なんだか近くにいる気がして、、見てくれてる気がして、、その時間は楽しくて好きなので寂しくないんだよね。

あの日は、私が学校にいく前お母さんが「 帰って来たら良いことがあるから楽しみにしてて」って見送ってくれたきり、帰って来なくなっちゃったけど、ちゃんとお母さんからのプレゼントのバッティング用のネットと、バッティングマシーン受け取ったよ!
もう毎日朝練で使かい込みましたよ!
私が中学卒業するまでだから、約4年間!!
くったくたになるまで愛用させて頂きました♡♡
お母さんありがとう。大好き♡♡

私の尊敬する人は、昔から、お父さんとお母さんで、2人のような関係性に憧れています。
お母さん。見ててね、私はお父さんより良い人見つけるんだから笑。
(そんな人この世にいないとか言われそう笑笑)
まだまだ子供みたいな私だけど、やりたいことがたくさんあるので、それに向かって、ひたすら頑張っていこうと思います!
だから見守っててネ!
私も、お父さんも正祐も清佳もお母さんのこと大好きだってこと、忘れないでネ!
これからもずーっと愛しています。

ゆうかより。

金野誉宇子さんへのメッセージ・写真を募集しています。

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