あの日、そして明日へ

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三浦浩美さん(みうら・ひろみ/当時36歳)福島県南相馬市

沿岸部にある実家に向かう途中、津波に巻き込まれ亡くなりました。

震災から13年を迎えて

息子の三浦光さんより

また今年もあの日がやって来ました。13年前のあの日は学校に行っていました。学校が終わり、放課後児童クラブに行こうと移動している時に地震が襲ってきました。児童クラブどころではなくなり、校庭で寒い中で兄と共に迎えを待っていました。

1時間ほどして、父が迎えにやってきました。

その車の中で母と連絡が付かない事を知りました。
車の中で母の携帯に何度も電話を掛けながら無事を祈る事しか出来ませんでした。その後、原発事故で避難を余儀なくされ、結局母が見つかったのは1か月後の事でした。

しかし、自分は悲しいとは思いませんでした。

状況を理解出来なくて、パニックになっていた部分もあるかもしれません。
その後、少しずつ母を失ったショックがだんだん強くなって、しばらくの間は精神的に相当不安定な時期が続きました。
それでも、何とか不安定な時期を乗り越えられたのは周りの支えはもちろんですが、母に恥ずかしい姿を見せられないという思いもあったのかもしれません。
これからも、恥ずかしい姿を見せないように頑張るのでどうか見守っていてください。

三浦浩美さんへのメッセージ・写真を募集しています。

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