手首の筋力トレーニング
手首の手術後に行うリハビリテーション、特に筋力トレーニングは、手首を動かす筋力を鍛えることで手首への負担を減らします。そのため、手首の病気の再発防止だけでなく、予防にも効果が期待できます。ただし、いずれのトレーニングも手首に痛みを感じたら無理に行わないでください。
自宅でも簡単にできる手首の筋トレ①
- 手の甲を下にした状態で500mlのペットボトルを握り、手首を上に持ち上げます。
慣れてきたら少しずつ重くしていきます。 - 10回を1セットとして1日に2~3セットを目安に行ってください。
【ポイント】
持ち上げるときになるべく台から手首を離さない
自宅でも簡単にできる手首の筋トレ②
手首に痛みを感じやすい動きは、ドアノブを回すなど手首を回すときに多いので、手首を回すときに使う筋肉を鍛えます。
- 新聞紙を丸めてガムテープを巻いた棒を縦に持ち、手首を回します。
- 新聞紙がない場合は、小さめのフライパンや傘などでも代用が可能です。
- 5往復を1セットとして1日に2~3セットを目安に行ってください。