国際共同制作の子ども向けドキュメンタリーシリーズ「赤ちゃんがやってくる」が国際交流基金理事長賞に選ばれ、たいへん光栄に存じます。モンゴル、ブータン、カンボジア、ミャンマー、シンガポール、韓国の共同制作チームの仲間たちを代表して賞牌を頂戴いたしました。「ガナアはスーパーマン」は、新しい家族の到来に備える心の揺れを描くシリーズ６作品のうちのひとつです。テーマは普遍的ですが、物語の展開は地域や家族ごとに異なります。シリーズの目的は、文化とライフスタイルの多様性を享受し、子どもたちの寛容性を育み、相互理解と相互尊重を促すこと。さらに、子どもたちの自然な姿が投影されることが少ないアジアの子ども向けコンテンツの品質向上と、この分野での国際共同制作の支援促進を目指しました。国際交流基金理事長賞を受賞したことは、来シーズンの「赤ちゃんがやってくる」、さらには後続プロジェクトにおいて、これらの目的を達成する力になってくれるでしょう。