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この番組は、都市部に住む子どもたちに、遊牧民の子どもたちのまったく違った暮らしぶりを伝えると同時に、理由もなく犯罪者扱いされてきた遊牧民たちの権利向上をも目的として制作された。
7才のインドの少女、シュルティちゃんが、初めて遊牧民のこどもたちと交流し、インタビューする。子どもたちは「飛行機に乗ると空で神様にあえるの?」と聞いてきたり、誕生日をたずねると「そんな小さい時のことはわかるわけないでしょ?」と答えたりなど、さまざまな質問が返ってくる。シュルティちゃんにとっては、素朴なカルチャーショックの連続になる。絵を描いても、遊牧民のこどもたちは動物園ではなく、暮らしの中で野山で会った、孔雀など野生の動物の絵を描いている。お互いが、子どもらしい気持ちで言葉を交わす中から、次第に異文化への興味と理解を深めていくのである。 |
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