第32回「日本賞」では、53の国と地域、146機関より270作品がエントリーされました。

	各部の最優秀番組の中から、最も的確に時代の要請に応え、教育番組の可能性を示す先駆的な番組にグランプリ日本賞が贈られました。

「日本賞」の番組部門は以下の４つの部門で、それぞれ最優秀番組１作品、優秀番組２作品が厳正な審査により選ばれました。授賞式で、最優秀番組の制作者に賞牌が授与されました。

番組部門への全応募作品を通じて、それぞれの視点で優れている、と評価された番組各1編に以下の賞が与えられました。

国家・民族間における相互理解と文化の交流に貢献する優れた番組

困難な状況下にある子どもの生活や境遇についての理解を促す優れた番組

シリーズを通してその国の教育ニーズに的確に応えている優れた番組 * 第1回から多年にわたり「日本賞」の発展に尽力した前田義徳ＮＨＫ元会長を記念した賞

番組とインターネットが連動して生み出す総合的な教育効果が、その内容や、制作者によるプレゼンテーションにより審査され、最優秀ウェブ賞1作品が選ばれました。授賞式で、最優秀ウェブ賞がその制作者に与えられました。

「日本賞」30回を記念して新設された番組企画部門では、エントリーされた企画の質やそれぞれの国のさまざまな状況が慎重に考慮され、教育番組の制作、放送の可能性を持つ優れた企画が放送文化基金賞に選ばれました。

識字・自国の言語教育を促し、基礎教育の普及に貢献する優れた番組企画