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主人公の少年バタラは7才。家の隣に引っ越してきたオルギは16才で、体は大きく、生まれつきの障害で発達が遅れている。バタラは父親から「あんな子とは遊ぶな」と言われるが、気立てのよいオルギと出会うと、すぐ仲良しになった。
しかし、体は大きいが幼いままのオルギは、近所の子どもたちには蔑まれ、いじめの対象になってしまう。いじめっ子からオルギを守ろうとするバタラ。しかし多勢に無勢、ある日バタラは、逆にみんなに取り囲まれてしまう。その時、いつも温厚で人の言いなりになっていたオルギが、我を忘れ、大きな体で相手の子に突進していく。
この‘事件’がきっかけで粗暴だとの烙印を押されたオルギは、施設に引き取られる事になる。無理やり引き離されることになった2人。オルギを収容していく車に必死にしがみつくバタラだが、車は無情に走り去っていく。友情をテーマに、実話に基づいて制作された、素朴で力強い少年ドラマだ。 |
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