第31回「日本賞」<2004年>優秀番組

最優秀番組紹介 エントリーリスト
番組部門 子ども番組の部
番組名
ドアを開けると 第4シリーズ  南アフリカ
機関名 ラグドール
国名 イギリス
★国際交流基金理事長賞受賞作品
 外国の子供たちの暮らしを知ってもらうことを目的とした5分のミニ番組。毎回、子どもがドアを開けるシーンで始まり、ドアを閉めるシーンで終わるため、このタイトルがある。 この回は、南アフリカの村が舞台。外で走り回って遊んでいた幼い女の子は、頭の上に卵や果物を載せたおばさんと鉢合わせ。卵は落ちて割れてしまう。I'm sorry.と謝る少女。これはまずいと思った女の子は、友だちと一緒になって鶏を追っかけ、鶏が生んだばかりの卵を発見。そうっと拾っておばさんに手渡す。受け取る時にうっかり1個落としたおばさんが、こんどはI'm sorry. 一件落着である。
番組名 ウィレム・ウェーバー 第6回
機関名 NCRVテレビ
国名 オランダ
子供というものは両親や祖父母も答えられずに頭を抱えてしまうような、質問をよくするが、「ウィレム・ウェーバー」はこうした子供の素朴な疑問に全力で取り組む番組だ。この第6回で取り上げる質問は、「キツツキはあんなに激しく木をつついて頭が痛くならないの?」「なぜ貧しい人たちのためにお札をどんどん印刷してあげないの?」「革製品はどうやって作るの?」の三つ。 司会のウィレム・ウェーバーおじさんは子どもと一緒に、それぞれの質問に答えてくれる専門家を訪ね、完全に納得のいくまで説明を求める。
 この番組は毎回三つの質問を取り上げ。ひとつの質問におよそ7分が割り当てられる。子どもから質問が届くと、プロデューサーは、8歳から12歳の子供でも理解できるように、できるだけシンプルに説明する方法はないかと知恵を絞る。子供たちの興味と関心を最大限にひきつけ、楽しみながら学べるるように工夫された番組である。
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