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【解説】参議院選挙北海道選挙区 3議席目の争い 何が2人の明暗を分けたのか

  • 2022年7月11日

今回の参議院選挙。2議席目以降はもつれました。3位で当選した自民党の船橋氏、4位で次点だった立憲民主党の石川氏、2人の差は2万4840票でした。何が2人の明暗を分けたのか、地域ごとに得票を分析します。

道内14の振興局単位でみますと、長谷川氏は12の地域で得票1位でした。そして、船橋氏はオホーツク、石川氏は十勝でそれぞれ得票1位でした。下の地図は地域単位で誰が得票1位だったかをまとめたものです。


船橋氏は北見市の出身で北見市の市議会議員や道議会議員を務めました。石川氏は足寄町の出身で衆議院議員時代は十勝を選挙区としていました。
2人はそれぞれゆかりのある地域で着実に票を伸ばしていました。
そうした中、石川氏は十勝で船橋氏に4万票近い差をつけました。一方、船橋氏はオホーツクで石川氏に2万5000票余りの差をつけました。

2人の差がついたのが石狩、特に札幌市です。
札幌市では船橋氏は石川氏に3万票余りの差をつけました。

特に衆議院議員時代、選挙区だった中央区や南区、西区では船橋氏は得票1位で、石川氏を引き離していました。
2人の明暗を分けたポイント、それは札幌市でした。
有権者数が多い札幌市。開票作業は未明まで続き、結果、3議席目の決定には時間がかかりました。
 

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