帰ってきた点取り屋 鈴木武蔵が目指すのは過去届かなかったタイトル
- 2024年2月20日
北海道コンサドーレ札幌 vs.アビスパ福岡
24日(土)午後1時50分〜総合テレビ生中継
こんにちは。アナウンサーの中原真吾です。
スキージャンプ男子W杯札幌大会の取材を終え、今週はサッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の取材で熊本に来ています。
いよいよ今週末24日(土)に新シーズンの開幕戦を迎えます。
きょうはおよそ4年ぶりにチームに帰ってきた、フォワードの鈴木武蔵(すずき・むさし)選手にインタビューを行いました。
そのインタビュー全文を公開いたします!
では、早速どうぞ!
(中原)「チームに再び加入してここまでチームへのフィット感というのはいかがですか。」
そうですね、怪我で離脱とかもあったんですけど、でも慣れた戦術なので、いい感じでフィットはできていると思います。
(中原)「改めてチームに加入しようと思ったきっかけを教えてください。」
海外移籍してからもミシャさん(ペトロヴィッチ監督)はじめスタッフ、選手のみんなに戻ってきて欲しいというありがたい言葉を頂いて、今回自分ももう一度札幌でまたチャレンジしたいなと思って移籍しました。
(練習後、加入に際し声をかけてくれたペトロヴィッチ監督と話をする鈴木選手)
(中原)札幌を離れて海外や国内でプレーした4年間でどういうところが成長したと感じていますか。」
そうですね、今までは背後に抜けるっていうことだけだったですけど、海外行って、よりフォワードとして、ワントップとしての受け方だったり強さだったりっていうところが成長できたかなと思います。
(中原)「自分のストロングポイントは以前と比較していかがですか」
背後に抜けるってところのフィーリングっていうストロングポイントは変わってないですけど、でも海外行ってそれだけじゃほんとに通用しないっていう部分もすごくあったし、やっぱ1番前にいるフォワードとしてやらなきゃいけない仕事、泥くさい仕事っていうのが多かったんで、そういったところの経験を経て、成長しているかなと思います。
(中原)「そのストロングポイントを札幌のサッカーにどういうふうに活かせるでしょうか。」
もちろん背後に抜けるところは抜けるし、ミシャさんのサッカーの中ではワンタッチ、数タッチっていうコンビネーションの部分でやってきたんで、ある程度そこのところのフィット感はありますけど、苦しい時間帯に前でしっかりおさめたり、背後で得点のチャンスを演出したりっていうところで自分のストロングポイントがチームのストロングポイントと合わさるようにしたいと思います。
(中原)「このオフで主力級の選手が抜けましたけれどもその中で自分の役割というのはどういうふうに認識していますか。」
やっぱり結果って部分を求められていると思いますし、ことし自分が在籍していた時に取れなかったタイトルっていうのを取れるように頑張っていきたいです。
(中原)「以前札幌にいた時とはどんな違いを見せたいですか。」
僕の特徴っていうのは大まかには変わんないので、札幌にいたときのようなプレーに加えて、もっともっとダイナミックに、そして賢い、強いフォワードとして活躍したいと思っています。
(中原)「4年前は13ゴールをあげましたけれども、今シーズンの目標はいかがですか。」
その13点を超えられるように頑張っていきたいです。
(中原)「その目標にむけてまず福岡との開幕戦はどういうふうに戦っていきますか。」
いつも通り自分たちのプレースタイルで臨んで、福岡はしっかり球際の部分だったりそういうところが強いので、まずはそういったところで負けないようにしていきたいと思います。
(中原)「今週末の開幕戦に向けてコンディションはいかがですか。」
復帰したばかりですけど、だいぶ上げてきたんで、コンディションとしてはいいですね。
(中原)「怪我の状態はいかがでしょうか。」
右足首をちょっと痛めたんですけど、でもだいぶ良くなりました。もう練習できるくらいに回復しています。
(中原)「武蔵選手のプレーを見るのを楽しみにしているサポーターの皆さんに改めてメッセージをお願いします。」
この度札幌に帰ってくることができました。慣れ親しんだチームメイトと、札幌で、僕が在籍していた時に取れなかったタイトルっていうのを今シーズン取りたいので、皆さんぜひ応援よろしくお願いします。キャリアハイが13点なので、その13点を超えられるようにがんばります。
NHKでは24日(土)午後1時50分からアビスパ福岡とのアウェー戦を北海道の皆さん向けに総合テレビで生中継します。
現地に行けないという方はぜひご覧ください!
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