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【出演者インタビュー】小谷あゆみさんに聞く。

2014年04月16日(水)

4月16日放送「2014 介護百人一首  春編 その一」
4月17日放送「2014 介護百人一首  春編 その二」
にご出演された、アナウンサーの小谷 あゆみさんにメッセージをいただきました。


――今日の収録を終えていかがでしたでしょうか?

『ペコロスの母に会いに行く』は読んでましたので、あの漫画に出てくる人に、あるいは作者に会えるというのは嬉しかったです。
感じたのは漫画ですからコミカルにおもしろおかしくするわけですけど、実物の岡野さんは凄く知的で、優しくて、漫画家ですけど、詩人なんじゃないですかね。
認知症になったお母さんの幻覚とかに合わせてそれを絵にされてますよね。きっとお母さんの見た様子に一緒についていって、話を合わせるというより、本当に心の中で旅をしているっていうような感じが作品からはしました。
お話を聞いていると寄り添う感じがつよくて、本当に漫画が作りものじゃないんだなって思いました。
本人が認知症になってお母さんが普通嘆き悲しんでしまうと思うんですけど、そうじゃないんだよと、忘れてしまってボケて良かったこともあったみたいな、悪かことばかりじゃなかかもしれんという、あれに本当につきているんじゃないでしょうかね。新しい視点を教えてくれたっていう気がしました。


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左から、小谷 あゆみさん、毒蝮 三太夫さん、漫画家の岡野 雄一さん。