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介護し介護される時間は、大変だけど一緒に共有できる濃い時間

2013年04月09日(火)

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「2013 介護百人一首 春編 その二」で短歌が紹介された、六車正子さん(右)と夫の昭紀さん(4月11日放送分より)。

NHK Eテレでは、平成16年7月より介護の日々を詠んだ介護短歌を番組で紹介してきました。そして今年は、初めて、応募が1万首を超えました。
「介護百人一首」を担当しているディレクターから
4/10、11日の放送にあわせてメッセージを寄せてもらいました。

介護百人一首2013で入選した作品を
1年間にわたって紹介していく番組の春編その1。
制作に当たって多くの方に電話で
お話を聞いたりお会いしてみたり、
その中からVTRでの取材も行いました。

身内を介護するというのはやはり
大変なことだとはわかっていましたが、
お一人お一人のお話を聞くうちに、
感じたことがひとつあります。

介護し、介護されるというのは
実に濃密な時間を過ごしているということ
です。

何もなければ、同じ家に寝起きしていても、
そこまで密接にかかわり合い、
共に同じ時間を過ごすこともなかったのかもしれません。

それだけに介護し介護される時間は、
大変だけど一緒に共有できる濃い時間。
それはひとつの「幸せ」とおっしゃった方が
一人二人ではありません。

取材した方々は皆さん愛情にあふれ
笑顔が印象的でした。
介護短歌はそんな中から生まれる歌なのかもしれません。

スタジオにはゲストに
作詞家の阿木燿子さんをお迎えして、
いつもの毒蝮三太夫さんと小谷あゆみさんの二人と
介護短歌の奥深さを語り合いました。

ぜひご覧ください。
 

コメント

六車正子さん
中学時代の同窓生岩崎信子です。
ご主人様の介護28年間もご苦労様でした!
一口に28年といっても正子さんにとっては長い28年間だった事でしょう!
慣れないお仕事をされ、子供さんを育て上げ・・
でも苦労された甲斐あってNHKさんの全国放送でこのような形で取り上げられて~良かったですね~~♪
同じ同窓生として大変誇りに思います 。
これからも頑張らないで頑張って~~とエールを送ります~~♪

投稿:信子 2013年04月17日(水曜日) 21時08分

さぬき市の六車正子(まあちゃん) 六車昭紀(はっちゃん)の娘と孫です。
今までの28年という日々、まだ続くであろう介護!苦労を苦労と思わぬ両親!
私はこのような番組を通して今までのいろんなことが思いだされありがたく涙しました。
いつまで続くかわからない介護する人!いつまで続くかわからない介護される人!
同じ待遇の人達に、より良い生活がおくれる世の中になることを望んでおります。
私達にとって良い思い出がまた一つ増えました。
ありがとうございました。お世話さまでした(*^^*)

投稿:大山智子 大山桃香 9歳 2013年04月11日(木曜日) 21時58分