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Road to Rio vol.104 ブラジル・豆だより!「ブラジル流の応援は、シッティングバレーでも!ボッチャでも!」

2016年09月12日(月)


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この写真に映っている観客の皆さん、何しているかわかりますか?
実はここは、オリンピックパークや選手村にも近い、リオセントロのシッティングバレーボール会場。私が行ったときはオランダ対カナダの試合が行われていました。



mame_03_001.jpg繰り返します!ブラジル戦では決してありません!
しかし、会場はこの大観衆。



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そして、1枚目の写真は何かと言うと、その答えは・・・



mame_03_03.jpgどちらかのチームのスパイクが決まるとモニターに「スーパースパイク」の文字が!
そのたびにノリのいい決まりの音楽がガンガンかかり、会場中の人たちが踊りだすわけです。
ちなみに、ほかにも・・・



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ブロックが決まったときは「モンスターブロック」!



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タイムアウトの時には「踊ろうよ!」



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長いラリーの時は観客のメーターは振り切れ、双方の健闘をたたえて仮設のスタンドが大きく揺れるほど足踏みが鳴らされます。
惜しみない拍手と歓声。試合を終えた双方の選手たちもとてもいい笑顔でした。・・・ブラジル流の応援、本当にすごいです。



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続いて移動したオリンピックパーク内のボッチャ会場。
手前は、ポーランドとの準決勝を戦う日本チーム。そしてその向こうは同じく準決勝のブラジル対シンガポール。



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この対戦もとんでもない盛り上がりでした!
しかも、いいプレーのときに大きな歓声が上がることから、明らかにゲームの特性を理解している様子・・・。ボッチャ競技開始から2日間でここまで!



mame_03_09.jpgそして、この対戦はブラジルが勝利し、決勝戦へ。ボッチャの大会では聞いたことのない大声援が巻き起こりました!



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国旗を身にまとってうれしそうなブラジル代表選手。
オリンピックの時から、応援がすごすぎて競技に集中できないのではないか?という懸念もありましたが、実際に会場の中に身をおき、そして今までパラスポーツが置かれていた競技の環境から考えると、また違った考えも浮かんできます。
とにかく、ボッチャ会場がここまで盛り上がるなんて・・・ 

いつも取材に同行してくれている現地スタッフが言いました。
「ブラジルの選手やチームが出ていなければ、誰でも、がんばっている選手を応援するんです。そうすれば一体感を味わえますから」

「一体感」それがキーワードのようです。
リオパラリンピックはあと1週間。そのキーワードの意味に迫っていきたいですね。

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