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Road to Rio vol.103 ブラジル・豆だより!「パラリンピックは競技場だけじゃない! 五輪大通りリポート」

2016年09月11日(日)

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この炎とオブジェ、ご記憶にありますか?
そう、「聖火」です。
オリンピックと同様、パラリンピックでも聖火は競技場ではなく、誰もが訪れることができる場所に移され、燃え続けています。リオの旧市街(セントロ)に近い「オリンピック大通り BOULEVARD OLIMPICO」です。



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ベストポジションはご覧のとおり!皆さん記念写真を。後ろに見えているのはカンデラリア教会。リオ最古の教会だそうです。このあたりは「リオの始まりの場所」なのだとか。
市の係の方に案内していただいたので、このイベント会場をリポートしてみます。

※この一帯は治安が心配される場所ですので、日本人が独自に出かけるにはリスクが伴う場合があります。



mame_02_02.jpgオリンピック大通りでは五輪期間に続き、パラリンピック期間中もさまざまな催しが行われます。こちらはシッティングバレーボールの体験コーナー



mame_02_03.jpgこちらはボッチャです。このほか、車いすバスケットボールもありました。けっこう順番待ちしていました。



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ここは海沿いに焼く3kmに渡って公園が作られ、散歩コースのようになっています。
「オリンピック期間中は100万人来た日もある」と係の人が言っていましたが、ちょっと大げさでは・・・
(そんなことはない!最後の盛り上がりはすごかった!と、現地スタッフが)
でも、きれいに整備され、とても気持ちよい感じです。



mame_02_05.jpg花の上に人が!と思ったら、イギリスから来た劇団のパフォーマンスでした。手話を使っています。



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結構な人だかりでした。



mame_02_07.jpgさっきの花の上に乗っていた俳優さんの一人は実は義足でした。その動きはすばやく、美しく・・・パラアスリートにも負けないパフォーマーでした。



mame_02_08.jpgこれはブラジルの芸術家、コブラ氏が手がけたアート作品です。この大きさで、ギネス世界記録にも認定されているのだとか。描かれているのは五大陸それぞれの先住民の顔です。



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反対側から見たところ。世界をつなぐと言う五輪やパラリンピックのメッセージです。
実はこのオリンピック大通りは海岸沿いの、古い建物が並ぶ、あまり治安のいい地区ではなかったそうです。頭上を走っていた高架橋を取り去り、明るいイメージの場所に生まれ変わったのだそうです。



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こちらの顔、覚えていらっしゃいますか?
リオパラリンピックで初めて結成された難民選手団のアスリートです。アーティストが独自に作った作品だそうで、リオ市や主催者の発想ではないとのこと。



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そして最後の1枚は、 ミサンガに彩られた車いす。こうした芸術作品的な車いすが会場にいくつか展示されていました。パラリンピックらしいですね。


2020年の東京でも、こんなシンボリックな場所ができるのでしょうか?
期待を持って待ちたいと思います。

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