【出演者インタビュー】AIさん「西川さんの演奏は、経験や感情が音に入っているんです」
2016年05月25日(水)
6月6日放送(6月13日再放送)
ブレイクスルー
File.54 僕だけの音を奏でる ―ピアニスト・西川悟平―
にご出演されたアーティストのAIさんにメッセージをいただきました。
――西川さんとの生セッションもありましたが、収録はいかがでしたか?
すごくフランクな方で、楽しい収録でした。生演奏も素晴らしくて、7本の指で弾いているとは思えない演奏で、すごくジーンとしました。一緒に歌わせてもらったホール・ニュー・ワールドはすごく大好きな曲なんですけど、彼の曲への思いを聞いて、本当にぴったりな曲だなって。弾き始めからすごく感動して、もう涙が出そうだったんですけど、メイクが崩れるのでぐっとこらえました(笑)ただ、私が今日はしゃがれた声だったので、また機会があったら声を整えて一緒にセッションしたいですね。
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――「僕だけの音を奏でる」というテーマについては、どのように感じましたか?
障害を持ちながらもいろんなことにチャレンジしてきた彼にしかできない、彼だけの音だと思います。私もピアノをちょっと習っていたので、7本の指で弾くことの大変さがよくわかるんですよ。ピアノは、ここの鍵盤はこの指で叩くというのがだいたい決まっているんです。しかも西川さんはそれまですべての指でピアノを弾いていて、途中で動かなくなった方だから、より大変だったと思います。でも、自分だけの方法を編み出した。そういう経験とか感情が音に入っているんですよ。深みとか重みが出ている感じ。指がほとんど動かないときもあると話していましたけど、音はすごく自信に満ち溢れていて、とても感動しました。
――音楽というのは、奏でる人、歌う人の経験が音に出るものなんですね。
そうですね。同じ曲でも人によって全然違うと思います。西川さんは障害をギフトだと言っていましたけど、彼の演奏を聴くと確かにそうなのかもしれないと感じました。
コメント
武道館での、AIさんとの、ステージを観た者です。
最初 両手で使える指が7本というのに、気付かないほどの、
力強い演奏に驚いたのを 覚えています。
この放送を観れなかったので、再放送があり 嬉しく思います。
人生の、荒波を渡って来たからこその、力強い演奏と、それを癒すかの様なAIさんの歌
楽しみです!
投稿:F.裕子 2017年01月09日(月曜日) 09時49分