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【出演者インタビュー】安藤桃子さん「三人の経験が音楽と結びついて美しいハーモニーを生み出している」

2015年11月06日(金)

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1月9日放送(11月16日再放送)
ブレイクスルー
File.42 We are “JAFRICAN”
―日本×ガーナ 二つの祖国に抱かれて―
にご出演された映画監督の安藤桃子さんにメッセージをいただきました。



――今回のゲストは、日本人の父とガーナ人の母を持つ兄弟3人のボーカルユニット “YANO BROTHERS”です。二つのルーツと向き合う葛藤の中から生まれた“JAFRICAN”という独自の音楽を披露してくれましたが、彼らの魅力はどこにあると感じましたか。

三人の兄弟愛というか、掛け合いとバランスがすごくおもしろくて、それが音楽に出ているなと思いました。声の違いも歌い方の違いも含めて三人三様の個性を持っていて、すごく素敵でした。日本に来た時期や歳の差というのが三兄弟だからこそ当たり前にあって、つらいことがあると三人で乗り越えてきた。彼ら兄弟しか見ていない、感じていない、体験していない状況がきっとあったと思うんです。それが今、音楽と結びついた時に、調和という形になってハーモニーを生み出している。美しいなと思いました。


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――視聴者の方には、今回の番組をどう自分とつなげて見てほしいですか。

人種が違うとか、そういうことをぶっ飛ばして、地球人、宇宙人みたいな話になりましたけど、本当にそこだなと思って、きっとこれから先、もっと簡単に国を行き来できるようになると、ミックス(二つのルーツを持つ)の人たちもどんどん増えていくと思うんです。そのなかで我々は一体何者なんだろうと立ち返ると、結局、生き物としての人、ヒト科、地球人ということになると思うんですね。そのときにマイケルさんが言っていた、「地球規模で調和をとりたい。平和。愛だよね」というところにたどり着くんだと思います。人種もなにもなくなる時代が来ると思うので、そのときに人としてどうこの銀河系、惑星で生きていくかと考えたら、地球というひとつのルーツに行き着くのかなと思いますね。

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