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【出演者インタビュー】川島章良さん「『がん=死』じゃない。誰しもがなる可能性がある」

2016年11月09日(水)

11月3日放送(11月10日再放送)
WEB連動企画“チエノバ” 「“AYA世代“のがん その後…」
に出演して下さったはんにゃ・川島章良さんからメッセージをいただきました。


1103_kawashima001.jpg《川島章良さん プロフィール》
2014年に32歳で腎臓がんと診断される。翌年、摘出手術を経験。



――番組に寄せられたカキコミやTwitterで印象に残ったものはありますか。

俺は芸人だったので、会社に言いやすい環境だったんですが、言いづらい環境もあるんだなって、色々な話を聞いて考えさせられました。だから、より言いやすい環境になった方がいいのと、がんについて、まわりの認識が変わればもっと、がんを分かってもらえるんじゃないかとも思いました。


――川島さんは、今年、がんであったことを告白されましたが、何か変化した部分はありましたか。

ロケをしていると、急に「僕も昔、腎臓癌やって今はもう30年も生きているよ」って50歳ぐらいのお父さんから声をかけられたりして、勇気づけらることがありました。それと、がんだったこと告白した後は、人前で着替えることに躊躇することがなくなりましたね。傷のあるお腹を見せられなかったんですけど、今は堂々と、キズを見せ合っています。いろんな人に、ほらって。

――当事者として番組にご出演いただきましたが、番組やこのブログをご覧になる方に、どのようなことを伝えたいですか。

「『がん=死』じゃないよ」というのが一番ですね。
がんは、誰しもがなる可能性があるので、1度は検診には行った方がいい。若くて、行ったことがない人は特に。俺の芸人仲間はがん検診にめっちゃ行くようになっているんですけど、地元の友達はまだ行ってない人が多いです。俺よりもっと若い、20代後半でまだ全然いいやって思っている人が多いと思うんですが、せめて30歳になったら行ってほしいです。

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